独自のミキシングテクノロジーにより、4色もの顔料を重ねて表現される陰影や色彩が特徴のバフィングシリーズ。
普通に使っていると、よく触れる箇所やお財布の角から徐々に色が変化し、革なのにアンティーク品のような経年変化を楽しむことが出来ます。
そんなバフィングシリーズは実は、ご自身で革を研磨することで色を変化させることが出来ます。
つまり、お好きなデザインに仕上げることができるのです。その方法をご紹介します。
01
一度変化したら
元には戻りません
上から、「マットな黒」「それぞれのカラー」「シルバー」「ツヤのある黒」の4層構造になっています。
それぞれの層を削り取っていくイメージで色が変化していきます。
02
普通にお使いいただいても
変化は起こります
ご使用いただく環境などにより差はありますが、日々お使いいただく中でカバンの中で他のものと当たったり、ポケットにしまう時など、少しずつ色は変化していきます。つまり、デザインを施した後も最下層の黒に向かって少しずつ変化し続けるのでそこを加味してお楽しみください。
バフィング磨きセットをご用意ください!
さて、いよいよデザインを施していきます。バフィング磨きセットはこちらからご購入いただけます。専用のクリーム、ウェスがセットになっています。
バフィング磨きセットの練習用バフィングレザーチップを使って、磨きの練習をしましょう。
まず、ウェス(ガーゼ付き起毛材)を指に巻き付けます。
少量のクリームをクロスの先につけ、革を磨いていきます。時々、クロスのクリームがついていない部分で革を拭いて、どのくらい変化しているのかを確かめながらお好きな色になるまで磨きましょう。
同じところを磨き続けるよりも、色を出したい部分全体を均一に磨くようにしましょう。
最後に仕上げ用レザーの起毛している面で汚れを取り除きます。
POINT
ゆっくり
焦らず!
一度変化した箇所は元には戻りません。少しずつ、磨いてはクリームを拭き取る作業を繰り返して、望みの色味に近づけていきましょう。
普通に磨いても素敵なデザインに仕上がりますが、もう少し凝ったものにしたい方は、インクの出なくなったボールペン(おすすめは擦ると消えるボールペン)や、マスキングテープをお使いいただくと、もっと楽しむことが出来ます!
POINT
擦ると消える
ボールペン
何も磨いていない状態で革に跡をつけるようにデザインを描き込みます。(一発勝負!)強い筆圧で革が凹んだ部分はクリームで磨いた時に磨かれないので、黒く残ります。
POINT
マスキングテープ
貼って剥がせるマスキングテープは革に直接貼っても大丈夫。磨きたくないところを隠すようにマスキングテープを貼り、マスキングテープの”キワ”を綺麗に磨くことで境目がくっきり別れます。マスキングテープの貼り方次第で、いろんなデザインを作ることが出来ます!
様々な工夫によって、いろんなデザインを表現することができるバフィングシリーズ。最初からデザインを作り込むのも良いですし、ちょっと使ってから気分転換に加工するのも良いですね。ぜひご自宅で、ご自身の手で、一点モノを生み出してみてください。
そして出来上がったお財布は、SNSで 「@tokyo_yamatou」 をつけて山藤をタグ付けしてシェアしてくださいね!素敵なお財布に出会えることを、スタッフ一同楽しみにしています。
マルチパーパスシリーズ