人形町店マネージャーの林が、日々の出会いの中で感じたあれこれをお伝えする、「日々是好日」。今まではインスタグラムでの更新のみでしたが、この度オンラインショップリニューアルに際してこちらにも掲載を開始いたしました。不定期更新ですが、ぜひお楽しみください。

2025/10/22 「セミオーダー」

たいへんご無沙汰しています。久しぶり過ぎて長文になってしまいました。
秋の夜長🌙是非ゆるりとお付き合いください。

今回はセミオーダー手帳カバーについてのお話。

フルオーダーで何かを作る、って敷居もハードルもちょっと高いですよね。 そもそもデザインするのもたいへん。 でも自分の好きな色だけでもモノに落とし込めたら、それを手にすることができたら。 そんな願いを叶えることができるのが「山藤のセミオーダー」 ⁡

デザインは決まっていますが、好きな革・好きな革色、好きな糸色（ステッチ）を選び、そのパーツをひとつひとつ縫い合わせ、私のためだけに職人さんが仕上げてくれます。 お財布のセミオーダーも人気ですが、実は 「手帳カバー」は密かな山藤の人気アイテム。 ⁡

でも手帳使わないし、そもそも書くことなんて必要ない！と言う方もいらっしゃると思いますが、手帳カバーの用途だけではなくノートやサイズによってはブックカバーにも使えます。 ⁡
スケジュールもリマインダーも全ての事がスマホの中で管理ができてしまうけど、だからこそ「書く」ことの楽しさ、面白さ、再発見をしてもらいたい、です。

手書きの面白さはその時々の自分の心情や体調までが文字に乗って現れる事。 見返すと「あっ、この時ってウキウキしてる」とか、「おっ、焦ってるしイラついてる！」とか その日の気分や体調すらも字体に出てしまう、自分のメンタルのバロメーター。 ⁡
気持ちがそのまま形になるんですよね。 文字って正直です。 ⁡

また書くことで考え事が整理されたりアイデアが浮かんだりもします。 スケジュール管理だけではなく、美味しいゴハンのお店情報、旅行中のトラベラーズノートとしても。 絵を描いたり想いを綴ったり、、、

私は手帳カバーをセミオーダーし3年愛用しています。

シボ感あるバザーリシリーズの赤い革が大好きでこの革に決めました。 自慢の赤い革の手帳です✨

最初は意気込んで新しい手帳を買ってみましたが、次第に空白も多くなり今は日常のメモなどをラフに書き留めるノート、『書くを愉しむ』という名前のノートを見つけて使っています。 ⁡
「そうそう、書くって本当に愉しめる、楽しい！！」って思いながらひとりウキウキ書き込んでいます。 ⁡

現当主（5代目）をはじめとする職人の手仕事や技などを本社のアトリエで見る事が多く、手からモノが作り出されることをまさに目の当たりにする日々。 ⁡
AIと共存するようになり、余計に人の手から作り出されるものの温かさを感じるのかもしれません。

市販のノートでも自分で選んで完成させた山藤セミオーダー手帳カバーに入れるだけでいつもの毎日が少しだけ変わります。

手帳の中はそれぞれ大切な思いがたくさん詰まっていてそんな特別な世界を革で包み込んで欲しいです。

お土産話🐢
本社アトリエもロケ地になり、山藤スタッフ土橋くんも出演した「レザーさんとワタシ」（たいとう産業ナビ／ショートドラマ） 主演のレザーさんやワタシが手にした手帳カバーは実は山藤スタッフの私物です。 本社アトリエに、あの「手帳カバー」の本物があります。

手帳カバーセミオーダー

選べる４サイズ。表の革を選んで、ステッチの色、内装の色、刻印の有無や種類。オプションでベルトやペンホルダーを付けることもできます。店頭ではもちろん、オンラインショップでもご注文いただくことができます。注文に際してご不安なことはお気軽にお問い合わせください。

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この記事を書いた人

人形町店マネージャー 林

良い気が溢れる人形町で、人気者の福カメさん（人形町店副店長のカメロウ）と一緒にお店に立ってます。メガネをかけてます。 ますます革が好きになり、ますます亀に魅了される日々。