寅の日は金運が上昇する?寅の日にやるとよいこと・悪いことを解説
公開日:2025年11月4日 更新日:2025年11月5日

新しく財布を買い替えようと考えるとき、慎重になる人は少なくないです。財布を買い替えたり、使い始めたりする際には、吉日を選ぶとよいと言われていることも気になります。
この記事では、金運の上昇に関わりのあると言われる「寅の日」について解説します。寅の日が金運上昇によいと言われる理由、寅の日にやるとよいこと・悪いことについても解説しているので、参考にしてくださいね。▶︎ こちらの記事もオススメです。
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目次
寅の日とは?
寅の日とは、十二支(子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥)の寅にあたる日のことで、12日に1度の周期で巡ってくる吉日です。暦の上では、江戸時代まで年・月・日・時間・方位などを示すために、干支が使われていました。
金運につながる日
寅の日は、金運招来日と言われていて、お金に関して縁起のよい日と認知されています。寅の日が金運につながる日と言われる背景には、古代中国の思想が関係しています。古代中国では、古くから寅が金色の縞模様であることから、金運につながる、邪気を払う神聖な動物である、などと言われてきました。
寅の日が金運上昇につながると言われる理由
寅の金色は金運につながりますが、寅の日が金運上昇につながると言われるようになったのはなぜでしょうか。ここでは、その理由について解説します。
財福の神「毘沙門天」の使いである
寅は、財福の神として信仰される「毘沙門天」の使いとして扱われています。毘沙門天は、金運をはじめ、開運、商売繁盛、健康長寿にご利益があります。毘沙門天が祀られている神社・寺院では、寅が一緒に祀られていることが多いです。現在でも、毘沙門天の縁日は、寅の日に開かれ、よく願いごとが叶う日であると言われています。
神楽坂・毘沙門天(善國寺)とは?
神楽坂のメイン通りに位置する毘沙門天(善國寺)。開運・厄除の毘沙門天を祀ったこのお寺は、1595年に池上本門寺第12代貫主である日惺上人により創建された、日蓮宗の寺院です。 現在は新宿山ノ手七福神の一つに数えられており、神楽坂の観光名所の一つになっています。節分や花まつり、結婚式も行われる大きな境内が特徴です。 神楽坂ウォレテリアの店舗の扉にはアーティストの方に描いていただいた虎の絵があります。この絵は毘沙門天にある虎の石像を模しています。絵をよく見てみると、山藤の屋号が描かれた小判を抱いているんですよ! 毘沙門天はアスティ店長のいる神楽坂ウォレテリアからすぐですので、お店にお立ち寄りの際はぜひ足を伸ばしてみてくださいませ。
寅の日に使ったお金は還ってくる
寅の日は、「寅(虎)は千里往って千里還る」ということわざがあるように、寅の日に使ったお金は、必ず還ってくると言われています。このことわざには、寅は一日のうちに千里の距離を行って、また戻ってくるという意味が込められています。寅の日は、お金の出入りだけでなく、旅行に行っても無事に戻れるなどと言われています。
寅の日にやるとよいこと
寅の日は、お金に関係することを行うとよい日であると、基本的には言われています。ここでは、寅の日に行うとよいと言われていること全般について解説します。
財布を購入する・使い始める
古くから、寅の日は、購入する・使い始めるなど、財布を買い替えるのに縁起がよい日とされています。寅の日に、財布を購入することで、使ったお金が戻ってくると言われているためです。財布が張ると言われる「春」と、財布が実ると言われる「秋」の寅の日は、財布の買い替えにおすすめです。
宝くじを購入する
寅の日は、お金が戻ってくると言われる日であるため、宝くじを購入するのに最適の日です。宝くじ売り場によっては、寅の日を掲載したカレンダーを貼ったり、のぼり旗を出したりする売り場もあります。
高価な買い物をする
寅の日は、高価な買い物をすることに適しており、家や車などの大きな買い物をするのに向いています。寅の日は使ったお金が必ず戻ると言われていることから、ローン契約・借金をしても、すぐに戻せる(返せる)と解釈されています。
旅に出る
寅の日は、旅行に出発するのに適していると言われています。「寅は千里往って千里還る」ことから、旅に出ても無事に戻ってこられると考えられています。旅行の出発と同様、引越しも、寅の日に行うとよいとされています。新生活のスタートであり、新しい家への旅立ちと解釈されるためです。
事業の立ち上げ・開業・開店
寅の日は、事業の立ち上げ・開業・開店など、何か新しいことを始めるのに適していると言われています。新しく会社・店などを始めるのに向いています。事業を立ち上げる際に、必要な銀行口座の開設にも最適です。
寅の日にやってはいけないこと
寅は千里を走って還ってくる象徴であるため、逆に帰ってきては困ることをやってはいけないとされています。ここでは、寅の日にやってはいけないことについて解説します。
入籍・結婚式
寅の日は、出たものが還ってくる・戻ってくる、などと言われている日であるため、プロポーズ・入籍・結婚式などには適していません。結婚した人が元の家に戻ると解釈され、離婚しやすいと考えられるためです。たとえ大安と重なっていたとしても、避けるべきです。
葬式
寅の日に葬式を行うと、死者が戻ってきて成仏できない、などと考えられるため、気になる人は避けた方がよいでしょう。香典を渡すのも、「香典を出しても返ってくる」つまり、身内に死者が出ると解釈されるため、避けるべきです。通夜については、死者をしのぶ日なのでやってもよいとされています。
寅の日のほかに覚えておきたい吉日
寅の日以外にも、金運によいとされる吉日があります。ほかの吉日と寅の日が重なる日は、金運がさらに上昇すると言われています。ここでは、寅の日のほかに覚えておきたい吉日、について解説します。
一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)
一粒万倍日には、「一粒の籾(もみ)が万倍にも実り、稲穂になる」という意味があり、何事を始めるにも縁起がよい日とされています。お金が増えるとも言われているため、財布や宝くじを購入するのに最適な日です。一粒万倍日には、苦労の種も膨らむとされていることから、借金やローンなど、人からお金を借りることは、避けましょう。
天赦日(てんしゃにち・てんしゃび)
天赦日は、日本の暦の上で最上の吉日とされています。「天が万物の罪を赦(ゆる)す日」とされ、天赦日に始めたことは、すべて成功すると言われています。財布の購入はもちろん、入籍・結婚、事業の開業などにも向いています。天赦日は何をしてもよい日ではなく、おわりを意味する退職や閉店には向いていないため、注意してください。
大安(たいあん・だいあん)
大安とは、何を行うにしてもよいとされる六曜の吉日です。大安には、「大いに安し」という意味があり、やってはいけないことがない日と言われています。財布を使い始めたり、事業を始めたりするのに適しています。結婚式などのおめでたい行事にも適した日です。
不成就日が寅の日と重なる日に財布は買わない
不成就日(ふじょうじゅび・ふじょうじゅにち)とは、何事も成就せずに悪い結果を招く、縁起の悪い凶日と言われています。不成就日は、何もしないで家で過ごすことをおすすめします。寅の日が、不成就日と重なっていたら、財布は買わないほうがよいです。
寅の日が、不成就日と重なった日に、財布を買ってしまった場合は、吉日と凶日で運気が打ち消される場合もあると考え、気にしないようにしましょう。どうしても気になる人は、神社や寺院でお祓いしてもらうことをおすすめします。
金運を呼ぶとされる財布の素材・形・色
金運の上昇には、生き物の皮を使った革製や、お札を折り曲げないで入れられる長財布がおすすめです。色は、風水の考え方を取り入れると、基本的にはラッキーカラーを選べばよいとされていますが、黄色系は特に金運パワーを発するとも言われています。黄色以外の財布を選ぶ場合は、お札を入れる部分に黄色の紙を入れるとよいと言われています。

革の質感を残す上質なヌバック
ヌバック ワンアクション 長財布
ヌバックワンアクション長財布は、起毛革と呼ばれるヌバックレザーを使用し、上質な質感が魅力の暖かな手触りの財布です。カラーは、テールグリーンやアイボリーなどのアンニュイな6色を取りそろえています。

小銭やカードの取り出しも容易な長財布
ヴァレンシア L字ファスナー長財布
スリムな作りでありながら、小銭やカードがスムーズに取り出せる機能性のある財布です。ファスナーには、開閉しやすいYKK製の高級ファスナー「エクセラ」を使用しています。

薄さにこだわったイタリアンレザーの長財布
Tito Alonso 薄い長財布
Tito Alonsoの薄い長財布は、限界まで大きさと薄さにこだわって作られた長財布です。イタリアのトスカーナ地方で、バケッタ製法と呼ばれる、機械に頼らず手鞣し・手染めで仕上げられたイタリアンレザーを使用しています。
まとめ
寅の日とは、お金に関して縁起がよく、金運につながる日と言われています。寅の日には、財布や宝くじを購入したり、旅に出たり、事業を立ち上げたりすることが適しています。 山藤は、明治32年に革財布の工房として創業した、革財布をはじめとする革小物製品の工房です。直営(自社製品)のため、アフターケアが充実しています。セミオーダーを行っていたり、他社にはないオリジナルで開発した革(カモフラージュ・バフィングなど)も取り扱っていたりするのも、山藤の魅力です。財布をお買い求めの際は、ぜひご利用ください。
