公開日:2022年10月11日 更新日:2022年10月11日
財布には長財布や二つ折り財布、ラウンドファスナー、がま口など、さまざまな種類があります。自分に合う財布は、どのようなものを選べばよいのでしょう。
この記事では、財布の購入を検討している人のために、財布の種類や選び方を解説します。種類ごとのメリット・デメリットや革財布の手入れ方法も解説するので、参考にしてください。
目次 |
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01.財布の種類と選び方のポイント |
02.たっぷり入る大容量が魅力【長財布】 |
03.持ち運びに便利な【二つ折り・三つ折り財布】 |
04.スマートさを重視するなら【コンパクト財布・マネークリップ】 |
05.革財布を長持ちさせる手入れ方法 |
06.まとめ |
財布の種類は、豊富なサイズやデザインがあります。財布は常に持ち歩き、毎日使うアイテムなので、使いやすいものを選びましょう。
自分のライフスタイルに合った財布を選ぶことがポイントです。現金だけでなくカードが多い人は収納力に優れている長財布、普段使いのバッグが小さい人やポケットに財布を入れて持ち運びたい人は、二つ折りや三つ折りの財布がおすすめです。近年ではキャッシュレス化が進み、コンパクト財布の人気も高まっています。
長財布は、お札やカードだけでなく小銭も収納出来る大容量が魅力です。長財布の特徴をタイプ別に解説します。
ラウンドファスナータイプは、財布のふちにファスナーが付いている長財布です。男女共に人気が高いモデルなので、様々なブランドから多彩なデザインが展開されています。
カードポケットやお札入れが豊富に備わっているものが多く、収納性の高さが魅力的です。ファスナーを開ける手間はありますが、財布のふちを囲って完全に閉じることができるので、安心して持ち運べます。口が大きく開くので、中身が見やすく整理しやすい点もポイントです。
L字ファスナータイプは、財布のふちにL字型にファスナーが付いている長財布です。長財布の中でもスリムなタイプですが、収納力は他の長財布と大差ありません。
小銭入れにファスナーが付いていないので、小銭・お札・カードが一度に取り出せるスマートさが魅力です。ファスナーがなくても、財布内に小銭が散らばらないよう工夫されています。デザインによって開けにくさを感じるものがあるので、一度手に取って選ぶと安心です。
フラップタイプは、開閉のための蓋が付いている長財布です。見開き式と呼ばれることもあります。ワンアクションで開け閉めしやすく、中身が取り出しやすい点が魅力です。
レディースのデザインは、フラップ部分にスナップボタンが付いているものが主流となっています。メンズは、フラップを閉じるだけのスマートなものが一般的です。開閉のしやすさが特徴ですが、中身を入れすぎると蓋が閉じにくくなってしまう点がデメリットです。
がま口タイプは、財布のふちに開閉のための金具が付いている長財布です。レディース財布に多く、レトロなデザインがおしゃれだと人気が高まっています。
財布内部にゆとりがあるものが多く、スマートフォンが入るほどの大容量が特徴です。通帳なども収納できるので、ちょっとした買い物であれば財布だけで外出できます。金具で口をしっかりと閉められる安心感が魅力ですが、金具が壊れると財布として機能しなくなる場合があるので注意が必要です。
二つ折りや三つ折りの財布は、持ち運びに便利なサイズ感が魅力です。収納力や特徴を解説します。
二つ折り財布は、スマートに持ち運べるサイズ感が人気で、男女共に支持されています。小銭・お札・カードポケットが分けられているので、効率よく収納できる点が魅力です。
男女でデザインが異なり、レディースはファスナータイプやフラップタイプなど、デザインが豊富に揃っています。メンズは、シンプルかつワンアクションで使えるものが多くあります。長財布に比べると収納性は劣りますが、持ち運ぶ現金やカードが少ない人には十分の収納力です。
三つ折り財布は、3つに折りたたまれているタイプの財布です。手に収まるサイズでありながらも収納力があるので、女性人気が高い財布といえます。メンズには少ないタイプです。
持ち運びに便利な三つ折り財布は、ミニバッグやクラッチバッグにも収まるため、バッグの種類を選びません。財布の厚みが出やすい点や、お札を折り曲げるため折り目がついてしまう点がデメリットではありますが、高い収納力やサイズ感を重視するなら気になりません。
コンパクト財布やマネークリップは注目度が高まっています。ここでは、スマートな財布の特徴やメリット・デメリットを解説します。
コンパクト財布は、従来のコインケースとは異なり、お札やカード、ちょっとした小銭が収納できるものが主流です。キャッシュレス化が進むと共に人気が高まっています
コンパクト財布の最大の魅力はサイズ感です。ポケットにもすっぽりと収まるので、後ろポケットに財布をしまいたいという男性から支持を集めています。女性は見た目のかわいさに惹かれるようです。お札やカードをコンパクトに収納するので、中身が取り出しにくい点がデメリットです。
マネークリップは、お札をまとめてクリップして持ち歩くスマート財布です。クリップタイプとカバータイプがあり、それぞれ特徴があります。
クリップタイプはお札のみを挟むシンプルなタイプですが、カードホルダーに付属しているものもあります。カバータイプは、カバーでお札を覆うデザインで、二つ折り財布と似ている見た目が特徴です。小銭やカードは別で収納する必要がありますが、余計な中身が増えず、スタイリッシュに使えます。
財布を長期的に愛用するにはメンテナンスが必要です。大切な革財布を長持ちさせるための手入れ方法を解説します。
使えば使うほどに味が出る革財布ですが、長期に渡りきれいな状態で愛用するためには、定期的なメンテナンスが必要になります。革製品の劣化は、革の油分が失われることが原因です。油分が失われると革の乾燥が進み、ひび割れてしまいます。艶を失う要因にもなるため、クリームを塗ってケアすることが大事です。
革製品の美しさを維持するためには、水や摩擦にも気を付けなければなりません。クリームやスプレーで革をコーティングしましょう。革はしっかりと手入れをすることで、寿命を伸ばすことが可能です。
革財布の手入れに必要な道具は、革用ブラシ、革用クリーム・オイル、やわらかい布の3点です。革用ブラシは、馬毛ブラシと豚毛ブラシがあります。財布の埃を取ったり、革用クリームやオイルを馴染ませたり、革のケアには欠かせません。
革用クリーム・オイルは、革に油分を与えます。革に合わないクリームやオイルを使ってしまうとシミや色むらの原因になるので、注意して選ぶ事が大切です。やわらかい布は、革専用クロスや綿の布です。クリームやオイルを塗った後の乾拭きに使います。余分な油分を落とし、革の艶を蘇らせる仕上げ作業に必要です。
革財布の手入れ方法の手順は、以下のとおりです。
1.ブラシを使い、財布の埃や汚れを落とす
2.しっかりと絞った布で表面を拭く
3.やわらかい布で革用クリームやオイルを塗る
4.革財布を乾拭きする
布で表面を拭く際は、落とし切れなかった埃や汚れ、劣化の原因になる古いクリームを除去することが大切です。やわらかい布で油分を塗りこむ際は、シミにならないよう、すばやく塗り広げましょう。最後の乾拭きの際は、余分なクリームやオイルを取り除き、表面をきれいに磨くために行います。
財布の種類やデザインは豊富です。収納する札やカードはどのくらいなのか、どのように持ち運びたいのか、自分のライフスタイルと合う財布を選ぶことが大切です。革財布はケアが大切なので、定期的にメンテナンスをして長く楽しめるように工夫しましょう。
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会社名:株式会社 山藤
部署名:生産・デザイン・広報
執筆者名:山本みなみ
執筆者の略歴(職務経歴、保有資格、受賞歴など):日本鞄ハンドバッグ協会 紳士小物 技術認定(皮革部門)3級
SNSのリンク:https://www.instagram.com/tokyo_yamatou/?hl=ja
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